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経営改善計画の進め方
経営を改善しようとしたときに、正確な財務の把握が必要です。
中小企業の会計に関する基本要領に従って財務諸表を作成することで、正確な財務の把握が可能となります。
今回は、それを前提に、どのように経営改善の提案をしていくかをご紹介致します。
1.粗利益率は、どの位でしょうか?業種によって粗利益率は違いますが、同業他社と比較
することで、仕入、売上方法の再工夫の検討ができます。業種ごとの利益率を知りたい
方はメールを頂ければ回答致します。
2.経常利益は、どの位でしょうか?削れる経費はあるのか?本業が順調なのか?
3.在庫管理は、どのようにしてますか?債権の回収を把握してますか?これらは資金繰り
に影響を及ぼします。
4.自己資本比率は、どの位でしょうか?自己資本比率とは、会社が調達した総資本のうち
安定性の高い自己資本の割合が、どのくらいあるのかという率です。
5.借入金の合計と、返済原資である利益の比較で、借入金の返済が何年でできるが把握
できます。
これらは、財務分析をすることで数字として見えてきますので、これらを基に経営改善等
の取組みができます。